それぞれのセクシュアリティー◇ソードのクイーン

去年10月の木星蠍座入りで、著名な先生や西洋占星術好きさん達の中から、
今年は占いとかオカルトが人気になるかもね♪とよく話題になっていたのは
蠍座・天蠍宮がオカルト(隠されたもの)に関しての意味合いを持っているからなのですが、
それにプラスして、
蠍座の持つ秘密や沈黙、セクシュアリティーなどに関して、木星が来たことでオープンになったり拡がっていくのでは?
なんて思ったりもしています。
セクシュアリティーに関しては、ちょっと一般社会では触れにくい、閉じられた分野ともいえますが、
そこは一般社会に居ないアウトロー(私が)な占い師なので発言にあまり縛られないのは嬉しいなあなんて良く思います。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/人間の性
にんげんのせい‼
おおっ、保健体育みたいですが、
人は男女のセックスからできて生まれてくるので生き物として避けられないテーマでもありますねー
鑑定をしていて、おや…と思う星回りやカードの出方で、
「ちょっとお答えしにくいかもしれませんが、セックスレスだったりしますか?」とか
「ご自身の性別になんで女なんだろうとか感じることがありますか?」とか
ちょっと突っ込んで聞いてしまうことがあります。
表面的には恋愛とかお仕事のお悩みであることが入り口なのですが、
占いながら重要なところに出てきてしまうと、ちょっとここはご自身で認識しておかないと、繰り返してしまいそうだなと思うときは、一見本題からずれた感じになってしまいますが、お伝えさせていただいてます。
私もセクシュアリティーに関してはすごく思うことが多くて、
私は特に男の子っぽい女の子とかではなかったし、
お姫さまに憧れたりぬいぐるみがすきだったりおままごとも何とも思わず楽しんでいた子供時代だったのですが、
わりと自由なオカルト者の祖父母や自営の母に対して、ちょっと婿養子的(婿養子ではないけど、嫁の親と同居なのでいろいろ複雑な想いがあったのでしょう…)な感じの父はサラリーマン生活の中でもしかしたら、
一番普通の日本人の昭和の男の人だったのかもしれません、
私には普通の人でいるように、嫁にもらえない女にならないように
いろいろ注意をされまくり、私も子供の頃からやたらいろいろ見えてしまう子だったので、普段はわりと大人しいのに、
子供とは思えない余計なことを平気で父に言いまくるので、いつも母や祖母は火種を気にして私と父の間に入ってもらっていたような気がします(^_^;)
そんなことも関連してか、禁じられると
ますます反抗するパターンというやつで、
すでに小学校高学年で、
女だから云々という押し付けが嫌いな女の子になっていて、
そんな女の子がタロットカードをたまたまデパートの手品コーナーで買ってもらって、
絵柄に魅了されて、最も気に入ったカードが
ソードのクイーン
なんて美しくてかっこいいの(≧∇≦)と
喜んで説明書を読むと、なんと意味が……
孤独、オールドミス、未亡人、働く女性、
冷酷、などなんだかネガティブな意味が多くてがっかりしました。。
それでもカードを見ながらその頃学研の自由帳にマンガを描きはじめていた私は、
こんな素敵なキャラクターが良くない意味を持ち続けるなんて嫌だ‼と
ソードのクイーンをモデルにした女性剣士のマンガを描き始めたのです。
たぶん時代の流れもあって、道徳とかで
男女平等とかを学んだ時期とも被っていたかもしれません。
そんなこともあり、小6の水野は決めたのです、ソードのクイーンが強くてかっこ良くて美しくても、オールドミスにもならないし孤独じゃないし幸せになる話を書こう‼
キャラクターデザインはもうすでにタロットカードにたくさんのモデルがいましたので、
どんどん増えるキャラクターと(^_^;)
ちょっと読んだ漫画や本に影響されてストーリーが変わりまくったりする
良くある子供のマンガですが、
気がついたら高校生くらいまでずっと描きつづけ、
彼女は暗殺されそうな王子の影武者をやりながら他国間の交渉をこなし、
もう国政は君一人でやってるだろ…という
めちゃくちゃな話でありながら
キャリアを極めるほどに恋人(書記官)と離れていくのです。
彼女は戦争にも行くので戦闘力低い彼が必死でついていって死にかけるので、
・オールドミス
・未亡人
この両方の意味すれすれをストーリーで描いていました。

そんなキャリアストーリーを何年も描いていた私なので、
もう一般的に言われている、
昭和的おとなしくて良い奥さんになりそうな、守ってあげたい系の女の子として成長するわけがないのです。。
社会人中、セクハラにはニコニコしながら鬼畜の所業でお返ししてきました(^_^;)

18歳で初めて好きになった男性に告白をして
付き合うことになったのですが、
彼の中に女性性がみえるのに無理に男らしくしようとか演技してるな〜と思い、そこに突っ込んで変な空気になったり、
ちょっとお付き合いして別れて
数年後、なんと再会したら、
元彼が手術済みの女性になっていて、やっぱり私、性同一障害だったの〜と言われて、
戸籍を変える活動をしていたりしてびっくりしたり…
別な方から前は男が好きだったのーと言われたり。
私のセクシュアリティーがあまり一般的でないことをオープンにしているみたいになってますが、別に男の娘が好きというカミングアウトではなく、
男性でも、男だからこう!ってなってるより、
自分の中の女性性を多少なりとも
認識してるような人と合うんだな〜というのが
だんだんわかるようになってきたのを
伝えたかったのです(^_^;)
まぁ好みなんて変わるのであてにはなりませんが。
もちろん個人の価値観は尊重して行きたいし、
地方で性的にオープンになる危険性(現代でも村八分はあります)もわかっていますので、
保守的な生き方を選ぶにしても、
お付き合いしている相手の性の捉え方(セクシュアリティー)と相手に求めるもの
それがちゃんと見えると、最初は見えなくても
わかって、深いところできちんと繋がっていくにはどうしたらいいか
男性・女性にはだいたいこうすればいいとかの情報を大枠でまとめた一般論で落ち着かせようとすると、性に関して問題が起こりがちです。
セックスでの演技問題もお互いの一般論イメージを押し付けたり、思い込みを演じるからすれちがってしまうのかなと思います。
個性を深く洞察していくのは蠍座の領分、
木星が蠍座を通過して、愛してるからこそ
目を背けない濃密な関係になれますように…
それから同性間の結婚や法律の議論に関しても木星が意味するところの自由や拡大に繋がると良いなあ。
キャリアも恋愛も掴みとれるソードのクイーン達が幸せになりますように。。

初めて買ってもらったタロット(*´ー`*)

遊馬りん☆肉球スピリッツ

占い師の日常と旅

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