おかると愛好家、ブリテン島へ行く

さて、前回のブログで予告通りイギリス旅行に行ってまいりました(^o^)/

出発の日はランプの鑑定を18時で上がらせていただき、そのまま羽田へ〜→
イギリスとの時差は8時間あるので、1週間くらい前から、ただでさえ遅寝遅起きな生活を、さらに2時間くらいずらしてお店に出る時間ギリギリに起きたりして、
気分的な準備は完璧、持ち物はなんとなくだめになりそうな予感もありつつ、
深夜のカタール航空で出発しました。
中東カタールのドーハ空港で乗り換え。
水に濡れてぐったりしたような巨大なくまちゃん?がお出迎え。 
インドだったらきっとデ〇ニーのプーサソ
のつもりなんだろうけど似てなすぎて訴えられるレベルじゃないので放置されてるんだろうな!とか思うかもしれませんが、
カタールのノリがわからないので茫然と見つめました…。 
11時間+7時間半のフライトで足もパンパンですが、
ロンドンには、金曜の昼に到着したので、
大英博物館徒歩圏のホテルに荷物を置いて、
さっそく憧れの大英博物館へ!
大英博物館は中学生の頃、NHKスペシャル大英博物館で初めて知って、
お誕生日にNHKスペシャル大英博物館の図録本セットで買ってもらい夜な夜な眺めた日々…
もうずーーっと行きたかった憧れの場所でした(≧∇≦)
エジプトコーナーは棺が大量にあって、
ちょっと想像以上に棺桶だらけなのと、
彩飾や顔の描きかたも、少し復元したのかな?と感じるくらい鮮やかで、壁画は横向きなのに、棺桶になるとド正面で、
目とかちょっと怖い感じで写真とれず(^_^;)
でも
人もまばらで見やすく、至近距離でじっくりみることができてかなり興奮しました♪色のバリエーションもかなり自由で素敵! 
これらが3点くらいでも日本にきて、
小さな副葬品とかと合わせてられたただけで、
人だかりの間からチラチラみることしかできなくて千円以上かかるのに、
入場無料とか幸せすぎる(T_T)
棺コーナーや石像などの有名どころ以外にも、
生き物がエジプトなのに比較的写実的に密度高く描かれているという珍しい壁画もありました。
すごーくイキイキしていて、
ちょっと若沖の動植綵絵を思い出します。
人間の描写は神に見せるためといわれる伝統的な様式が守られているので、
やはり横顔で簡略化されてるのですが、
鳥に魚に体格の良い猫! デッサン力の高さ、止まってない生き物の美しさをすごくよくわかってるなあと
その人のものの見方が伝わり、魅入ってしまいました。。 
と、いきなりエジプトコーナーで2時間以上吸い込まれていたので、お昼も食べてなかったことに気がついて、
一旦センターコートでパンをすごい早さで食べて休憩。
落ち着いて博物館の地図をみると
もうれつに広いので…
これは気持ちをしっかり持って適度にペース配分を考えないと、いくらふだんは17時半までのところ、
金曜日だけは20時半まで延長やっているとはいえ、見きれない気がする‼‼
ということで計画を立てて、日本とかアジア圏の展示は割愛、
エジプト、ギリシャ、ローマ、古代ブリタニア、ケルト、オリエント、中世ヨーロッパなどと、博物館内のどこかにあるらしいジョン・ディー博士の黒曜石のスクライングミラーは絶対みるぞ!と
立ち止まりたい気持ちと戦いながら適度にスルーして巡り…
時計の歴史コーナ?時計か〜と一瞬スルーしそうになりましたが、目に入ったのは
アストロラーベに四分儀(象限儀)‼
天文を観測できてそのメモリを測るアストロラーベがいっぱい!
昔の暦でもあり時計の元祖ともいえる美しい道具の数々に吸い込まれ 
ものによっては、アングル(方位を決める不動宮)とか12宮すべてのイラストも描かれ、
アスペクトまで刻まれているその精巧さと美しさに時間を忘れて後で大変なことになりました…。
やはり貴重な実用品でなおかつ美しいので、
かなりの数が状態もよく残されておりました!

ニケとかマルスとかブルータスとかパジャントとか馬の首とか
石膏デッサンを毎週やってた(やらざるを得ない)人達にとっては懐かしさと複雑な気持ちがよぎるギリシャ、ローマ像コーナーです。。
実際その時代は鮮やかな彩飾が施されていて、
雨風でとれてシンプルになったというのは昔NHKスペシャルでも再現画像をみましたが、
色がなくなっても
硬い素材をあれだけ肌も布も、
やわらかに表現できるって本当にすごいですな、色がついていたら生々しくて、美しくて、
映画・マネキンみたいに、
すごい好きになっちゃう人とかもいたんじゃないかしら。。

日本時間での時計なら朝方の4時と
もう寝ている時間ではありますが、目は爛々として完全にハイです。
2に続きます

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