中野 占いの館ランプ
遊馬りんです。
2019年夏に母の癌が発覚し、入退院を何度かして、
今は退院し、再発もなく暮らしてはおりますが、
このコロナ渦、お正月休みの5日だけでは
対面鑑定してる身で、
母と80代の祖母のいる
実家にそのまま帰るには心配すぎて、
しっかり自己隔離してからでないとこわくて帰れん!と思い、
去年から1月末にスケジュールを定めて、
1週間の自宅電話鑑定、実家にウィルスを持ち込まないように
つぎの1週間は実家近くのホテルに自己隔離しながらの電話鑑定、
そして1週間の実家帰省と
コロナ渦ならではの念入りなスケジュールで
行き来しました。
実に1年以上ぶりの実家と、
初めてのビジネスホテルに1週間カンヅメになってみるという貴重な体験でした
ここ1年は八宅風水の研究をしていたので、
本当は自宅自室の、
お家以外で寝たくなかったのですが、こればかりは仕方ないですね。
イギリス滞在中お世話になった
プレジデントホテルみたいな、
古い設備を使いやすく直したり工夫がある
コンパクトで一人で過ごしやすいhttp://www.hoteltohkai.co.jp/sp
でした。
ちなみにエレベーター横に読み放題マンガ棚がたくさんあって、ふと目に入った
『累 -かさね-』というマンガがドラマチックですごく面白くて、1日の終わりに楽しみに読んでいて
全巻揃ってなかったので、後半ネットマンガで買っちゃいましたが(^_^;)
昼は電話鑑定、
珍しくテレビをみてたり
(我が家にはテレビがないので)
本を読んだり。
お店では対面鑑定終了毎の手洗いと、
家事でできた手荒れがみるみる治ってじわっと嬉しかったり。
そんな準備をして向かった実家でしたが、
母の元気がなくストレスが溜まっているような。
元々私と違ってスポーツ万能
活動的で意欲的な性質の母が
癌再発の不安とコロナ渦の制限で、
精神的なバランスを崩しているように感じました。
掃除や片付け等はそんなにまめではなく、
片付ける時は、盛大に捨てただけ!!
捨てなくていいものまで捨てられた〜(T_T)
みたいな大ざっぱな母ですが
今回は人生の仕舞い準備をしたようで、
家族写真をまとめてCDRに焼いたものを送ってきたり、
実家のスッキリ隙間のできた押し入れをみて切なくなりました。
ここにこれをしまったから、持ってくなら持っていっていいとか
まだCDRに焼いてないアルバム写真はここ
母子手帳はこことか
おかげで占星術には必須の
家族皆の母子手帳を発見、
全部記録して、正確な出生時間を記録して
それはそれでよかったのですが、
人生を終える支度をした後に過ごす日々を
どんなふうに受け止めているのか、
行動的な人だから、やろう!と
決めてすぐに動いたにしても
心ではまだ受け止め切れていないのかもしれません。
当たり前ですよね。
何でも、終わった、終わると頭でわかって
対策を講じても
心はついていかないのが伝わるというか…。
それでも、私のバカな話や
話しながらつい、祖母の分の苺まで食べていたり
私が猫と話す姿は、
子供の頃から犬や猫と話していた所は
かわらないねえと
子供の頃から知る母の感じが
会話によって戻ったり、
穏やかなでノスタルジックな雰囲気。
私も、しばらくまた会えないから
何か言わなきゃとか、
会う前はいろいろ考えましたが、
言葉より、共有する空気をお互いに実感できればそれでいいのかなと
子供の頃からの素のままで
のんびりしてきました。
自分が親になってからわかるようになったところですが、
親は子供が大人になっても、もちろん大人として元気にやってるのも嬉しいですが、
その中に変わらない子供の頃からの何かをみつけることも嬉しかったりするのです。
久々にランプを3週間もお休みしたので、
4日からの休み明けは、お客さまのご予約が
詰まりまくり、珍しく休み続きで心配してくださるお客さまもいてくださり、
かなり忙しくさせていだきましたが、
このお休み
ちょっと今までにない時間を過ごせて、
戻ってから
なんというか、占いで出てくるいろいろな現象や心の表現の幅が
広がったように思います。
またしばらく実家には行けそうもありませんが、
母子手帳発見で母の出生時刻を微修正したら、
危ない時期は延びたので
しばらくはまた通常通り、火、木金土曜と
がんばっていこうと思います。
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